高樹 のぶ子。 『小説伊勢物語 業平』(髙樹のぶ子)の感想(33レビュー)

」でこの章が終わっているということにもしびれますが、なんといっても「言葉の穂先で撫で表す」という表現にゾクゾクっと(笑)。

『小説伊勢物語 業平』では、業平の歌だけを抽出し、業平が15歳で元服してから56歳で人生の幕を下ろすまでを時系列に並べました 『甘い罠 8つの短篇小説集 文春文庫 』や『きのこ文学名作選』や『あなたに、大切な香りの記憶はありますか? 高樹:ありがたいお言葉です
長い人生経験を積み70歳になった人たちの恋愛とは、どんなものなのでしょうか 主人公の「私」は作家である
高樹のぶ子さんは、「光を抱く友よ」で芥川賞を受賞されました ナイーブで、いろんな苦悩を抱えて生きていたと、高樹のぶ子さんはおっしゃいます
芥川龍之介賞(あくたがわりゅうのすけしょう)、通称芥川賞は、純文学の新人に与えられる文学賞です 芥川賞といえば、漫才師の「又吉直樹」さんが受賞されて話題になったのは、もう数年前ですね
国学院大学大学院文学研究科博士課程後期単位取得満期退学 それで「春日野の若むらさきのすりごろも しのぶの乱れかぎりしられず」という歌と、「みちのくのしのぶもじずり誰ゆえに みだれそめにし我ならなくに」という歌を詠む
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旭日小綬章受章• 「このお方は、自らのとぼしい体験などとは関わりなく、成人や老人、いえ女人の心の動きまで、言葉の穂先で撫で表すお力をお持ちのようだと 生物学の研究者だったお父さんは特攻隊の生き残り
現在、奈良大学文学部教授(国文学科) 光源氏のモデルともいわれる業平の華麗な恋の遍歴を軸に、阿保親王を父に持ち、雅な業平の生涯が、そして母への愛、友情、主従間の信頼関係など多岐にわたる人間関係の極意が繊細なタッチで描かれています
手には、「ニーム」という言葉をぎゅっと握っている 作者の得意なジャンルを大いに活かしながら、新たな世界を開拓した新天地の一冊だといえるでしょう
上野:とにかく読むたびに新たな発見がある 1984年、『光抱く友よ』で芥川賞• これはもうお見事としか言えません
万葉集にしても、題材は「恋」と「食べること」と「飲むこと」と「花見」や「月見」でしょう? 悦楽主義というか、理屈はどうでもよくて非常に感覚的なんですよね 気がつくと私の五感は現実を離れ、短篇を紡ぐ言葉たちのものになっていた
高樹のぶ子さんのデビュー作は、1980年に出された『その細き道』です 描かれている世界は深遠で、うねり、曲がりくねり、闇に向かって堕ちていくかと思えば、いつのまにか猛々しく浮上して、その謎めいた流れの中に、いつしか読者はどっぷり浸かってしまう