迷 える 羊。 99匹の子羊と1匹の子羊の話

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誰もが持つ嫉妬や後暗い感情がそこにはあった。 毎日のように修道院に行っては祈る。 参考になりました。 この狭い籠の中で唯一に照らす日光が相手を神々しく魅せるように、 ヴェールで隠されていたその人の素面を浮かび上がらせた。 『羊』は言わずにいられなかった。 かつて美禰子といっしょに秋の空を見たこともあった。 むしろ、最後の曲「カナリヤ」の方が深く刺さった。 これは#1の方が紹介しているURLにもあるとおり、 単純な損得勘定や、1匹を救うために他を犠牲にしても良いという 単純なお話ではありません。 寮に戻り心を休めると良いでしょう」 「……はい」 『羊』の悩みは何てことのない杞憂だったのか? それすらも分からないが、声を落として返事をする。 叱られた。
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