長澤 まさみ マザー。 「あんた、クサいってよ」長澤まさみが映画『MOTHER』で演じきった“母親の狂気”の正体

エグゼクティブプロデューサーを務めた『かぞくのくに』(11)では藤本賞特別賞を受賞 周平役・奥平太兼の物憂い目が哀しく、「誰も知らない」の柳楽優弥を彷彿とさせる
ホームレス状態の危機に追い込まれるも、母親は働かない 奥平大兼さんについては 大森監督は「彼が偉かったのは、演技の中で嘘をつかないことをやり通せたこと」と評価しました
長澤まさみさん演じる秋子が奇妙な執着を見せる17歳の息子の周平役には、初めてのオーディションを受けて初めて映画デビューする新人の奥平大兼 おくだいらだいけん さんが起用されました しかし、周平君は普通に「嫌だ」「なんで早く帰ってこないの」と秋子に対して普通に口ごたえ的な発言をします
身内からも絶縁され、社会から孤立した母子の間に生まれた強い絆が、17歳となった周平をひとつの殺人事件へと向かわせます 逮捕後も秋子は開き直っていて「自分の子供だから自由にして何が悪い」と悪態をついています
それもあって、行きずりの男と肉体関係を持って、その場しのぎの生活を送っていました 「誰も知らない」の頃の柳楽優弥を彷彿とさせる周平役の郡司翔には、子役として以前に全うな親子関係があることを思わず願ってしまうでしょう
彼が幼い頃から、恋人と家を空けては、育児放棄を繰り返す 周平は妹の冬華の話をすると、二人は嬉しそうに「会いたい」と話していました
定点カメラの長回しの意味、秋子の目線の意味、周平の感情…などなど 小学5年生から学校にも通わせてもらえず、各地を転々とし、時に野宿生活を強いられていたことです
製作は『新聞記者』『宮本から君へ』など現代社会のさまざまなテーマを問いかける作品を送り出している河村光庸 ラブホテルの従業員・赤川(仲野太賀)と関係と持ち、敷地内に居候をつづける秋子は、周平を実家へ向かわせ金を無心するが、母の雅子(木野花)から今度は絶縁を言い渡されてしまうのだった
近年の監督作品は『セトウツミ』 16 、『光』 17 、『日日是好日』(18)、『母を亡くした時、 僕は遺骨を食べたいと思った 少年がした告白に、あなたは涙する
」と弁護士に話します。 しかし、この映画は成り立っていた。 要は、「好感度が圧倒的に高い女優」に、みんながトコトン嫌がるような「好感度ゼロの役」をやらせたらどうなるのか、という、ほぼ実現不可能なことをやってのけている点が、本作の特殊性としてあるのです。 彼が偉かったのは、 演技の中で嘘をつかないことをやり通せたこと」と評価し、共演した長澤は、「奥平くんは 初めてお芝居をするとは思えないくらい堂々としていて、感じたことや思ったことを素直に反応してくれたので、 今回、私はとても助けられていたように思います」とコメント。 まとめ C 2020「MOTHER」製作委員会 映画『MOTHER マザー』は、大森監督が、実際に起こった「少年による祖父母殺害事件」に着想を得て手掛けた作品です。 だが父親が自分だと認めない遼は、「堕さない」と言い張る秋子と周平を残して去っていく。
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